2020.09.28
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」を実践する!!
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」
鉄血宰相と呼ばれたオットー・フォン・ビスマルク(1815年-1898年)の言葉です。
正確には、
「愚者だけが自分の経験から学ぶと信じている。
私はむしろ、最初から自分の誤りを避けるため、他人の経験から学ぶのを好む」
と言ったそうです。
本日はこの言葉の意味と、当社の実践方法についてご紹介します。

どんな意味の言葉?
何かを判断するとき、自分の経験頼みにならず、他者の経験に学ぶことでより良い判断ができる、という意味です。
この言葉は、「集合知」の活用を推奨していると換言できます。
具体例をあげると、みなさんが日常的に使う検索エンジンや映画やECサイトのレビュー機能、グルメサイトの口コミ機能などが「集合知」に該当します。
どの映画を観ようか迷っている時に、「この映画は見る価値がない」というレビューがあったらおそらく、それを見ようとはなりませんよね?ネットショッピングをするとき、口コミの内容や星の数を確認して、商品を比較したりしますよね?美味しい飲食店を探すときにも、グルメサイトで5段階評価の数字を目安にすると思います。
このように集合知を活用することで、私たちは 知らず知らずのうちに「歴史に学ぶ」を実践しているのです。
当社の実践例
ビジネスで実践するためには、集合知のアーカイブ(重要な記録を保存し未来に伝達する場)を作らなければいけません。そこで、当社では以下のような取り組みを行っています。

・社内SNSへの投稿
商談の成功事例や失敗事例や社内外との打ち合せ、初めての作業を行ったときなどは、メモレベルだとしても社内SNSに投稿します。後から検索して見返すことができるので、非常に便利でとても助かっています。
・過去資料の共有ドライブへの蓄積
データやマニュアルは、担当者のPCや本人だけが分かる場所に保存するのではなく、共有ドライブに格納して蓄積しています。もちろん、他の人が探しやすいように、ドライブ内のフォルダ階層をわかりやすく管理することも大事です。
・設立記念パーティで振り返る
年に一度、設立記念パーティを実施しています。パーティでは会社創業以来の歴史を振り返るコンテンツが用意され、社歴が浅い社員も、会社の成功と失敗の変遷を学ぶことができます。
・社員に聞く
周囲の社員に聞いてみることで、解決できることが多くあります。また、中途入社者に前職の経験を聞くと、近しい経験を持っていたりします。社歴の長い社員や、前職でさまざまな経験をしている中途社員に聞くことで、業務スピードや質が格段に上がります。

最後に
こうして集合知を作ることで、より良い判断がスピーディにできるようになります。そして、それは会社全体の生産性の向上に繋がります。
ファーストロジックでは、歴史を振り返りやすくするため、「社史」を作成し公開しています。ぜひこちらも読んで、当社への理解を深めてくれたら嬉しいです!興味を持っていただいたら、新卒採用・中途採用にエントリーもお願いします。
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