ファーストロジックについて

2023.02.28

TV局をやめてファーストロジックに入社した社員が新人研修をリポートしてみた

「どうしてTV局を辞めてファーストロジックに入社したんですか?」
これまで社内外の方から10回以上は聞かれた質問です。

TV局在籍時に担当していた夕方ニュース放送前の様子。
事件・事故が起きれば24時間365日現場に走り、取材に奮闘していました。

はじめまして。2023年1月に入社したばかりの中途社員、K(30歳)です。私は去年まで地元のローカルテレビ局で働いていました。テレビCMを売る営業やニュース番組を作る報道記者として新卒から7年半勤めましたが、夫が東京転勤になり転職を決意。マスコミでの経験も生かせる「広報職」を軸に転職活動を行い、ファーストロジックに入社しました。

数ある会社の中から、なぜファーストロジックを選んだのか?

1番の理由は「自社メディアが強い」と感じたからです。当社が運営するYouTubeチャンネル「不動産投資の楽待(らくまち)」のチャンネル登録者数はなんと40万人。テレビ局や新聞社などメディア出身の社員も多くいて、クオリティの高いコンテンツを作っていることが魅力でした。また不動産投資のポジティブな面だけではなく、ネガティブな面についても中立的に報道しており、そのスタンスに共感しました。

こうしてTV局から業界も職種も変えて入社することになったファーストロジック。このブログでは中途社員がどんな研修を受けるのかについて、良かった点も大変だった点も、素直にリポートしていきます!

研修は大きく2つに分かれます。

1つ目:中途社員全員が行う「全体研修」(約5週間)

全体研修では、約5週間かけてこんな内容を行っていきます。

■企業理解
・各部門の役割や業務内容について部長が説明している動画を視聴
・企業理念や行動指針を説明できるようになる
・社史を読み、自社の歴史を知る
・社内SNSツールや社内ルールのマニュアルを読んで理解
・会社の推薦図書を2冊以上読む

■ビジネス&ITスキル
・ビジネスマナーやスキルの学習(タスク管理・報連相・結論ナンバリング法など)
・ショートカットキーのテスト
・タイピング練習(「寿司打」というタイピングソフトを使用)
・インサイダー情報の学習

■不動産投資知識
・ 不動産投資のアニメーション動画視聴 →理解度チェック
・自社サービスや競合サービスの学習

アニメーション動画で不動産投資の基礎知識を勉強中。
難しい話が易しくかみ砕かれて説明されています。

たくさんの先輩社員から代わる代わる説明を受けることはありません。自分1人で学習が完結できるようにマニュアルや動画が準備されていて、育成環境が整っていると感じました。一方、分からないことがあって質問をすると先輩は必ず手を止め、体をこちらに向けて丁寧に教えてくれます。不動産投資の知識がなくても入社後にゼロから学んでいくことが可能です。

とはいえ、研修中のインプット量はかなりの量です。当然、全てを研修で補うことは不可能なので、自宅で予習・復習の時間をとりました(通勤時間や朝・就寝前に30分ずつ自習するなど)。
そして最初は前職で使ったことのないツールに慣れず、自分の想定よりも作業に時間がかかってしまうことがありました。またファーストロジックでは、社内でのコミュニケーションで「結論ファースト」が徹底されているのですが、こちらも最初は苦戦しました。

× 結論ファーストできていない例
「今こういう状況なんですが、~だと思っていまして、どうしたら良いでしょうか?」
◎ 結論ファーストできている例
「〇〇についての質問で、どうするべきか判断してほしいです。今はこういう状況です」

2つ目:配属先によってカスタマイズされる「他部署研修」

全体研修とは別に、配属先の職種毎にカスタマイズされた研修もあります。広報職として管理部配属になった私には、営業部と人事の2つの研修がセッティングされました。

営業部研修の目的は2つです。
(1)会社の「事業」を知るため
(2)広報は広告などで「予算を使う」立場だが、「売上を生み出す」営業の大変さを知るため

2週間の研修では「契約を2件成立させる」「テレアポで2件商談を獲得する」「先輩の商談に7回以上同席する」などの5つの課題が与えられます。先輩の商談に同行して自社サービスの知識を学びながら、商談のロールプレイングを実践し、先輩にチェックしてもらいます。なぜなら当社ではロールプレイングで合格しないと、営業自体ができないからです。ロールプレイングの採点で8割以上を獲得して合格できるように、繰り返し練習していきます。

研修で求められるレベルは、単に自社サービスの内容を「知る」にとどまらず、ある程度自分で「できる」ようになることです。商品知識があることが前提になってくるため、営業部研修の間も自宅で資料を読み込んだり、ロールプレイングのセリフをぶつぶつ呟いたりしていました。

その甲斐あってか順調に合格!実際に自分で商談を行い、なんとか目標の「契約1件成立」を達成することができました。日々、目標達成のため全力疾走している営業部の方々に対して、尊敬の念が深まった研修でした。全ての課題をクリアすると研修は終了です!

商談はオンラインで行います。先方からはたくさんの質問をいただくので、先輩に同席を依頼しフォローしていただきました。

続いては約1週間の人事研修です!その目的も2つありました。
(1)会社の「魅力」を知って、採用広報に役立てるため(人事部は会社の魅力を熟知し、常日頃から学生に向けて分かりやすく発信している)
(2)会社でどんな人が活躍できるかを知り、社員の定着率アップに役立てるため

人事研修でも「説明会への同席」や、「書類選考ができるようになる」「面接での判断基準を理解する」などの課題があります。客観的に見て会社の強みは何か、どういった人材を求めているのかについて、理解が深まりました。
そしていずれの研修でも、昼は親睦を深めるために全員と順番にランチ!部署が違っても全員と顔見知りになれるチャンスがあります。こうして、あっという間に3週間に及ぶ他部署研修が終了しました!

先輩に、研修の理解度を口頭・筆記でチェックしてもらいます。
朝礼と終礼で毎日1時間弱は、質問をしたりフィードバックを受けたりしています。

入社から2か月…今後も研修はするの?

ブログ執筆中の2月現在、全体研修の残りを進めながら実務も行っています。こうした採用ブログや動画の制作、社史の編集などです。入社3か月目には全ての研修を終え、OJTで本格的な実務に移ります。会社の「事業」を知り、「人」を知り、いよいよメインの業務を行うことになります。これからの仕事が楽しみです!

研修を終え…率直な意見をリポート!

入社前は「研修では他の部署が何をしているのかを勉強できるんだろうな~」などと軽く考えていました。しかし実際に体験すると、いかに自分は甘かったんだ!と目が覚めました。当然、新卒のように一から教えてもらえるとは思っていませんでしたが、「分かる」レベルではなく「できる」レベルが求められること、限られた時間で目標達成するということが最初は大変でした。

「このままで目標達成できるかな?」と不安な時は、毎日の朝礼・終礼で「どうするのが1番効率的ですか?」と相談していました。社名「ファーストロジック」の通り、論理的に考えることを第一にする社風なので「自分で10分考えこむより、3分後には先輩に解決法を聞くのが良し!」とされています(これはかなり新鮮でした)。最初は分からないことだらけで不安ですが、素直に聞く姿勢さえあればどんどん成長できる環境なのではないかと思います!

また自分の業務を進めるにあたって必要なことを把握できるように他部署の研修がカスタマイズされているので、日々の業務にも生きていると感じています。例えば現在、採用広報の一環として採用動画を作っていますが、人事研修で学んだ「求める人材像」を思い返しながら動画のテーマを決めています。今後、取材を受ける際には営業部研修の商談ロールプレイングを振り返って、サービス説明を行っていきたいです。

入社後の研修は、選考過程の1つである「体験入社」と内容や雰囲気が似ています。これから受ける方はぜひ入社後をイメージして受けてみてくださいね!
中途の方も、新卒の方も、エントリーをお待ちしています。

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(新卒向けの新入社員研修についてはこちらのブログで紹介しています)