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2022.11.08

会社対抗の将棋大会、「職団戦」に参加してきました!

9月に公開したブログで宣言していた通り「職域団体対抗将棋大会」、通称「職団戦」に参加してきました! 職団戦とはざっくり説明すると、日本将棋連盟が主催する会社対抗の将棋大会です。皆さんが知っているような超大手企業から中小企業まで、5人1組のチームで参加しています。 最大規模の参加人数を誇るアマチュアの大会に、当社も急ごしらえのチームで参加してきました! とっても楽しかった職団戦の1日を紹介します。

職団戦が開かれた千駄ヶ谷の東京体育館・メインアリーナ

秋晴れの祝日、東京体育館に集合!

今年8月に社員同士で将棋大会を開催し、盛り上がった勢いで「職団戦」に応募しました。今回参加したのは、アマ初段の社長(言わずもがなチームの主将です)、マーケティング部部長のFさん(2011年新卒)、映像クリエイターのSさん(2018年中途入社)、広報担当のBさん(2014年新卒)、経理のHさん(2020年新卒)と、立場も年齢も部署もバラバラの5名です。おのおの将棋アプリやゲームなどで勉強し、大会当日を迎えました。

会場に着いて驚いたのは、人の多さ! そして男性の多さです! 将棋は年齢性別関係なく楽しめる競技ですが、男性のプレイヤー人口が多いんですね。参加者の平均年齢も高く、当社のチームは比較的年齢層が若めのチームだったようです。

これだけの人数で将棋を指すのか…と、場の空気に圧倒されました

立派な会場に高揚するメンバー

開場時間になったため、全員で中に入ります。東京体育館は2021年に開催された東京オリンピック・パラリンピックでは卓球の試合会場として使用されていたようで、とても綺麗で大きな会場でした。検温・消毒をしていると、YouTubeでも人気な中村太地七段がお出迎えされているのを見て、更にテンションアップ! 嬉しいサプライズでした。

そして中に入ると、圧巻の光景が…!

すごい数の将棋盤が並んでいます! 職団戦は成績によってSクラスからFクラスまで分かれており、このアリーナで全クラスが一気に対局をします。ちなみに当社は初参加なのでFクラスで参加しました。

着席してしばらくすると、開会式がスタートしました。開会のあいさつは、当社が協賛する「ファーストロジック杯 全国オール学生将棋選手権戦」でも何度もご挨拶いただいている鈴木大介九段が務められていました。勝手に親近感を抱きつつ、1000人を超える参加者が鈴木九段のお話を真剣に聞いていることに感動しました。

1回戦目は開始0秒で1勝!? 初心者のHさん大健闘!

開会式が終わったら、いよいよ1回戦目がスタートです。 1回戦目の相手は、有限責任監査法人トーマツさんのチーム。トーマツさんには将棋部があり、コロナ前は合宿などもしていたそう。強そうだな…と思っていたら、なんと相手チームの4番手のメンバーが来れなくなってしまい、補欠の方も対局時間に間に合わないということで、なんと当社側に不戦勝がつきました。これであと2勝すれば1回戦突破になります。

Fクラスは対局時間20分で、終わらなかった場合は30秒の秒読みになります。2番手のFさんと3番手のSさんは20分以内に勝負がつきましたが、主将の社長と5番手のHさんは30秒の秒読みに突入。1手を30秒以内に指さないと負けてしまうので、スピーディーな思考が求められます。ここまでで1勝2敗のため、2人が勝たないと2回戦に進めません。他のメンバーも対局を見守ります。

社長の対局は、あと少しで詰みというところを脱出され、そのまま逆転を許す結果に。将棋歴2カ月のHさんは思わぬ粘りを見せ、相手の駒の成り忘れにも救われつつ、1勝をもぎ取りました。将棋は相手の陣地に駒がはいると、強力な駒に変化する(成る)のですが、その際は駒をひっくり返さなければなりません。相手の方が緊張して忘れてしまったようでした。「Hさんが勝ちました!」とチームに報告したとき、同じチームのメンバーが「え、勝ったの!?」と驚いていたのが面白かったです。

しかし、残念ながら2-3で1回戦は敗退。つぎは敗者慰安戦です!

オーダーを工夫して挑んだ2回戦目! 

敗者慰安戦ということで、1回戦を敗退したチーム同士で対決となります。当社の相手は、エコ・プランさん。定期的に女流棋士の方による将棋勉強会を開いたり、各大学の将棋部と交流戦を開催したりしているそうで、またしても強そうです。Fクラスは職団戦で一番下のクラスのはずなのですが、みなさんレベルが高くて驚きました。

1回戦目は棋力順にオーダーを組みましたが、今回は確実に勝利をもぎとるため、棋力が弱い順にオーダーを組んでみました。将棋初心者のHさんとBさんはふっとばされる覚悟で対局に臨みます。そして始まった2回戦、開始から5分もかからず、1番手のHさんの方から「詰んでますね…負けました」と聞こえて、隣のBさんは「エッ!!」と思わず声を上げていました。攻めを意識するあまり、守りが薄くなっていたようです。

その後、すぐにBさんも敗北。棒銀戦法同士の戦いとなり、圧倒的な棋力の差で敗北となりました。社長とマーケティング部部長のFさんと映像クリエイターのSさんは20分で終わらず、30秒の秒読みに突入しました。社長とSさんは残念ながら敗北してしまいましたが、Fさんは30秒の持ち時間をほとんど使わない早指しで一気に形成逆転し勝利を収めました!

しかし、結果は1勝4敗。これで当社が初めて参加した職団戦は終了となりました。戦ってくれたトーマツさん、エコ・プランさんに感謝します!

大会終了後。写真を撮影いただいた社長とあわせて5人で参加しました

将棋界でちょっとした有名人?

印象的だったのは、相手の方から「将棋放浪記の動画を見ましたよ!」と言われたことでした。「将棋放浪記」とは、プロ棋士の藤森哲也五段が運営するYouTubeチャンネルのことです。当社とのコラボ動画を先月公開したのですが、それが30万回再生を超えるヒットとなっています。ファーストロジックという社名を見て、「どこかで聞いたことがあるなぁ」と思っていたそうです。

このほかにも、お相手から「学生将棋大会のスポンサーを長くされていますよね」と声をかけられることも。しかし、スポンサー企業だから将棋も強いと思われていたため、早く期待に応えられるように練習しないといけないな、と参加したメンバーは思いました。

大会後のお疲れ様会。料理がくるまでの間、社長とSさんで一局指しました

初めての職団戦は残念な結果でしたが、大人同士が真剣勝負するという貴重な機会で、とっても楽しかったです! 興奮冷めやらず、大会後は近くにあるカフェで対局の振り返りをしたり、社長と映像クリエイターのSさんで将棋を指したりしました。

「来年4月の職団戦には、初段レベルをせめて3人は揃えよう!」とリベンジを誓って解散。次回は1回戦通過を目指して頑張ります! ファーストロジックでは、将棋が好きな方も大募集していますので、興味があればエントリーをお待ちしています!

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