採用ウラ話

2021.07.01

配属はどう決まる?部署異動の頻度は?―その質問に人事が答えます

「配属先はどのように決まりますか?」
「部署異動ってどれくらいの頻度で行われるのですか?」

選考の場で、このような質問を受ける機会が増えました。

やりたいことが明確な学生にとっては「入社後それが実現できるか」を知るうえで、そうでない方は「どれほど選択肢を広げられるか」を見るうえで、配属先の決め方や部署異動の頻度が気になるのでしょう。

そこで今回は人事の視点から、当社における配属の考え方や注意点をお伝えします。ご自身のやりたいことがファーストロジックで実現できそうか?そのような観点で参考になる部分があれば幸いです。

ファーストロジックを構成する「4つの部署」

人員配置について説明するには、まずはどんな配属先があるかを知っておく必要があります。まずはファーストロジックの「4つの部署」について、簡単に紹介しましょう。

当社では、基本的に総合職で採用を行っておりますので、どの部署にも配属になる可能性があります。では、どのように配属先が決まっているのでしょうか?以降で見ていきましょう。

配属先はこう決まる

新入社員の配属先は、入社後1カ月間にわたり行われる「新入社員研修」の結果を踏まえて決定されます。

配属先の候補には上記4つの部署がありますが、初めは営業部配属になることがほとんど。営業を通して自社商品や顧客である不動産会社について理解を深め、成果を出せる状態になってから他部署の業務を覚えていく、というケースが一般的です。

過去に行った研修の様子

ただし、入社直後から営業以外の部署に配属になるケースもあります。例えば、エンジニア・デザイナー・ライターや映像クリエイターなど、より専門的なスキルが求められる職種です。このような場合、基本的には該当部署(エンジニア・デザイナーは開発部、ライター・映像クリエイターはマーケティング部)に配属となります。

それぞれの部署で業務に取り組む中で「違う部署の仕事がしてみたい」と考える方もいるかもしれません。では、異動先やタイミングはどのように決まっているのでしょうか?以降でお伝えします。

異動のタイミングと注意点

ファーストロジックではおよそ半年に一度、社内の人員配置を見直しています。所属部署やチームは比較的変わりやすい会社といえるでしょう。

このように部署異動を実施する目的は、業務の属人化を防ぎ、社員にも幅広くスキルを身に付けてもらうため。長期的に見れば、そのほうが組織として効率的に成果を上げられると考えているからです。

そして検討の際には、以下3つを上から順に考慮し、「誰を・どこに」異動とするかを決めています。

会社の方針だけで配置を決めないのは、成果を最大化させるためです。極端な話ですが、「社員の希望とは真逆の苦手な業務」を任せ続ければ、成果が上がらないだけでなく、退職にもつながりかねません。

このような状態をできるだけ回避し、異動先でも高いパフォーマンスを発揮してもらえるよう、会社の方針と合わせて適性や希望を考慮しながら人員配置を決めていきます。

あくまで会社の方針や適性に合わせて人員配置を決めるため、異動の頻度は人によってさまざま。この筆者のように頻繁に配属先が変わるような社員もいれば、こちらのように入社後10年以上にわたり営業一筋だった、という社員もいます。

注意したいのが、「希望が反映されない場合もある」という点。「◯◯の分野で専門性を高めたい」「◯◯歳には◯◯部で◯◯の役職について◯◯の仕事がしたい」など、やりたいことや将来設計が具体的に決まっている方は、計画外のパターンもありえます。 その場合、どこまで譲歩できるかを考えておき、面接や体験入社の中で「譲歩できる範囲を越えることはあるか」「意思表示の場はあるか」などを確認する必要があるでしょう。

以上、今回は配属の考え方や注意点について、人事の視点からお伝えしました。

明確なキャリアプランがある場合、希望の部署に異動できなかったり、希望していないにも関わらず部署が異動になったりする点はデメリットになるかもしれません。一方で、部署異動を通じてさまざまな業務への理解を深められますので、幅広い分野に関心がある方にはマッチしやすい環境といえるでしょう。

企業研究の際にはぜひ、このような視点を交えつつ「ファーストロジックが自身と合うかどうか」検討してみてください。

具体的にそれぞれの部署でどのようなスキルが求められているのか、こちらも今後のブログで詳しく紹介していきますので、合わせてご覧くださいね。

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