インタビュー

2020.09.09

採用担当者に聞きたいこと全部ぶつけてみた・後編 「豪華なエピソードはいらない」新卒3年目人事が教える選考突破のポイント

採用面接で、面接官から「学生時代に力を入れたことを教えてください」と、よく聞かれますよね。皆さんはどのように答えていますか?

ファーストロジックでも皆さんに聞いているのですが、実はこの質問、ファーストロジックの面接では「高校では全国大会で優勝しました」「200人を超えるサークルの代表を務めました」と、輝かしい学生時代をアピールする場…ということでは無いんです。

そう言われると、「じゃあ、何を伝えれば良いの?」「他社の面接ではこのアピールで反応が良かったのに、なぜ駄目なの?」と感じますよね。

今回のブログでは、そんな疑問を解消したいと思います!

2回にわたってお届けしている新卒採用責任者・小澤のインタビュー。いよいよ面接や選考過程の話を聞いていきましょう。話すべきエピソードのポイントやファーストロジックの選考での注意点を、ファーストロジックの人事担当者ならではの視点で語ります。

頭を使って取り組んだかどうかは偽れない

-学生さんの中には「全国大会出場」など誇れるエピソードが無い方もいるかと思います。評価が高いエピソードの特徴は何かありますか?

正直、「何百人中の1位」「○○で全国2位」という実績は、すごいと思います。しかし、ファーストロジックの面接では、その実績自体は評価に関係しないと考えています。

それよりも重要なのは、そういった目標を掲げて、実際に達成に向けて何をしたのか、具体的に話せることです。むしろ、面接ではその点しか見ていません。見栄を張って、やってもいないこと、達成していないことは言わないでください。たとえ小さな成果であっても、その成果に向かって努力し、頭を悩ませながら一生懸命に取り組んだ話は聞いていて納得感があります。

-そのエピソードが嘘かどうか、面接でわかりますか?

深掘りをしていけば、ある程度わかります。口先では好きなことを言えても、どれだけその活動に脳みそを使っていたのかは偽れないからです。

たとえば、エピソードに対して「感じた課題」や「課題に対して取った解決策と効果」などを深掘りして聞くとします。そのなかで答えの質が下がったり、回答に一貫性が無くなったりと、話の信憑性も下がっていくんです。

真実を語っている場合とそうでない場合とでは、エピソード自体や補足説明する際の具体性がだいぶ変わってくると思います。数字があるなら数字を盛り込む、細かな行動も伝えるなどを心掛けることで、相手に(真実味が)伝わりやすくなると思います。

それに、この「具体的に考える」ということは、面接時などでの自己PRに限らず、自己分析を行う上でも大切なんですよ。

-どのような点で大切なんでしょうか?

自己分析の目的は、企業とのミスマッチを防ぐ材料集めだと私は思っています。

そのため、自分の根本的な性格や、長所・短所を把握して、簡潔に他者に伝えられるようにすることが重要です。自分の性格などを見誤ったり、嘘をついたりしてしまえば、仮にその会社に入社したとしても、社風になじめなかったり、仕事が合わなかったり、最終的にミスマッチが発生してお互いに不幸になってしまうと思うんです。

そういった目的を鑑みると、面接の場に限らず、就活全般において、自分を取り繕う必要は一切ないことがわかります。素直に自分の良いところ、悪いところを知ることが、自己分析のポイントではないでしょうか。

その際、自分の行動を具体的に、細部まで振り返る意識を持つようにしてください。そうすると当時の思考回路を思い出しやすくなり、自己分析に深さが出るようになるはずです。

私たちは人生の選択肢を提供している

-ここからは、面接の時に学生さんからよくある質問を聞いていきたいと思います。まず、現在、会社が抱えている課題はなんですか?

人手不足です。現時点で、事業活動自体は順調で、例えば安定した会社経営の1つの指標である「自己資本比率」は90.2%と、優良とされる50%を大幅に上回っています。

ただ、新しいサービスの開発や既存サービスの強化にもっと力を入れたいと考えています。社員が増えていけばできることも増えるので、人材を増やしていきたいですね。

とはいえ、ファーストロジックではミスマッチを防ぐことを目的に、実際の業務に近い課題を行ってもらう「体験入社」という選考フローを設けており、この体験入社の突破率が低いなどの理由からなかなか一気に人数が増えることはないのですが…。

-体験入社を突破する人の特徴を教えてください

特徴を挙げるとすると、次の3つを兼ね備えた方です。

最後まで目標達成を諦めずにやり抜けて、周りを巻き込むことができる、実直な人が突破していると言えます。

諦めないでやり抜くことは、目標達成意識と強く結びついています。

わからないことやできないことでも社員に質問して、ヒントを聞いたり、コツを教えてもらったりすることもできます。工夫をしながら、「何が何でも達成してやる」という気合を持って行動している人が合格していると思います。

2つ目の、周りを巻き込む力は取り組む姿勢から生み出されます。

体験入社を自分1人の力で達成することは、正直難しいです。社員の協力を得ることが必要不可欠になります。社員の協力を得ながら課題に取り組む上では、細かいアドバイスに対してしっかりと感謝を伝えて、すぐに実践してみる、報告・連絡・相談をこまめにする、といったコミュニケ―ションも重要です。当たり前に思えますが、気が抜けてしまっていたり、緊張のあまり出来なくなってしまったりということもあると思うので、ぜひ、今一度意識してもらいたいと思います。

3つ目は実直さです。

これは上記2点を下支えする力かなと思います。実直な人は細かな準備を怠ることはありませんし、実直に取り組むことのできる人に応援は集まります。

突破率が低いと聞いて「私には難しいのではないか…」と不安に感じる方もいらっしゃいます。ただ、上記のように、実は賢さや学歴などはあまり関係ありません。それよりも、突破しようとする姿勢や行動が大事になってきます。

-もともと不動産に興味が無い人だと、選考中や入社後も活躍できないものですか?

そんなことはないですよ!

私自身、選考を受けるときに不動産に興味を抱いてはなかったですし、不動産投資の「ふ」の字も知らなかったです(笑)。不動産投資に対する興味は、選考を経ながら、少しずつでいいと思います。

ただ、「興味」と「理解」は別問題です。選考に進むのであれば、はじめに事業内容の理解は絶対にしないといけないと考えています。少なくともサービス、ビジネスモデル、社会への影響はしっかり調べておくべきです。

-ちなみに、ファーストロジックが与える社会への影響とは小澤さんはどのように考えていらっしゃいますか?

楽待が世の中にどういった貢献をしているかと考えたときに、私は「人生の選択肢を提供している」という結論に至りました。

不動産投資云々ではなくて、私達より若い世代は自分の資産形成をホンキで考えないといけない時代を生きることになります。

今後、株でもFXでも良いんですけど、学校で習わなかったお金について勉強する機会があることが重要です。その一つとして不動産投資を学ぶ機会を提供できるのはすごく責任ある使命だと思っています。

この使命を達成することで、当社のビジネスは「人生の選択肢を提供している」と言えるのではないでしょうか。

「社会の発展に貢献する」

社会への影響を尋ねられると、ファーストロジックの経営理念がまず思い浮かんだと小澤は言います。ファーストロジックの経営理念は、冒頭の「社会の発展に貢献する」。「食料、健康、治安、教育、経済、政治」を正しい状態に保てるように活動し、よりよい社会を作ろうとする人類の営みを促進することを理念として掲げています。小澤の考えも、これら社会への影響の1つではないでしょうか。

今回は2回に分けてファーストロジック採用担当小澤に迫りました。人柄やキャリア、面接・就活のポイントなど、なにか1つでも、皆様の就活の参考になっていれば幸いです。

ここまで読んでいただけた皆様と、面接や体験入社でお会いできることを心から楽しみにしています!