インタビュー

2022.06.23

「無い内定」で卒業した私が、正社員になるまでの軌跡

マーケティング部に所属する映像クリエイターのIさんが当社に入社したのは、2021年の6月。新卒就活で苦戦し、大学卒業時は「無い内定」だったといいます。大学卒業後も就職活動を続けるなかで当社と出会い、アルバイトから正社員へと瞬く間に駆け上がりました。今回は、就職活動から正社員になるまでの経緯について、振り返ってもらいました。

不安を紛らわせながら活動する日々

映像クリエイターのIさん

ー自己紹介をお願いします

映像クリエイターのIです。4年制の大学で映像関係の勉強をしていました。現在は映像クリエイターとして、当社のYouTubeチャンネル「楽待チャンネル」の映像編集が主な仕事になります。

ーこれまでにどんな作品を制作されましたか

コインパーキング投資を紹介した動画や、激安アパートの潜入動画などです。この2つはどちらも約100万回再生されています!

ー簡単な就活スケジュールを教えてください

就職活動は大学4年生の春から始めました。3年生の頃にも説明会などには参加していたのですが、短編映画やCMなどの自主制作に没頭している時期もあり、本格的に面接などを受け始めたのは4年生になってからでした。ファーストロジックに入社したのは2021年6月のため、1年2カ月ほど就職活動をしていたということになります。

ーどのような企業を、何社くらい受けていましたか

大学で学んでいた映像に関連して、音声を扱う「MA」という仕事がしたいと思っていました。音声に関わる仕事を探して10社ほど受けましたが、比較的募集が少ない職種ということもあり、厳しい就職活動になりました。

内定をいただいた会社はなく、書類の時点で落ちたのが半分くらいで、面接に行ってダメだったのが半分くらいという感じでした。その後、音声関係の仕事だけではなく、視野を広げて映像に携われる会社を新たに10社ほど受け、その中で当社から内定をもらうことができました。

ー視野を広げられたのはどうしてでしょうか

自己分析をもとに、職種の幅を広げました。音声の仕事に憧れていましたが、そこだけだと選択肢が狭いと気づいたんです。

音声の仕事は「やりたい仕事」だったのですが、自分がこれまでやってきたことを振り返り、「自分の強みや経験」を軸に就職活動を再スタートしようと思いました。その中で目をつけたのが動画の編集職です。私は大学で映像を学んでいましたし、結婚式用の映像を作るアルバイトを4年間やっていました。自分自身の得意なことを振り返ってみて、新たに編集職を中心に探し始めました。

ー卒業時は「無い内定」だったそうですが、不安はありましたか

友人が続々と進路を決めていくのを見て、焦りや不安はありました。フリーランスになる人もいましたが、私は独立して個人で働くほどの能力はないと思っていたため、就職して映像の仕事をしたいと思っていたんです。このまま就職できないかもしれないという不安が拭えず、卒業後も自主制作の短編映画の制作に参加するなどして気を紛らわせていました。

積極的な姿勢が、アルバイトから正社員へ

編集しているところを見せていただきました

ー当社はどのようなきっかけで応募されたのですか

転職用サイトで、「動画編集」というキーワードで検索した際に求人が掲載されていたので応募しました。面接や体験入社で志望度が高まり、ぜひ自分もここで働きたいと思うようになりました。

ー選考を通して印象に残っていることはありますか

体験入社が特に印象に残っています。体験入社で課題に取り組む際、社員の方に相談をすることが何度かあったのですが、必ず手を止めてじっくりと話を聞いてくれました。また、社員さん同士が、日常的に積極的にコミュニケーションを取っていたことも印象的でした。大学生の時に結婚式場でアルバイトをしていたのですが、社員さん同士のコミュニケーション不足によるトラブルが何度かあり、コミュニケーションの大切さを実感していたからです。

ー晴れて内定を獲得されましたが、最初はアルバイトとしての採用でした

はい、2021年の6月からアルバイトとして入社しました。選考時は正社員を希望していましたが、アルバイトとしてでも内定が出て安心したのを覚えています。さすがに大学を卒業して就ける仕事がないとなると不安だったので…。せっかく雇っていただいたので、ちゃんと貢献してゆくゆくは正社員になれたらいいな、と思っていました。

ー正社員を目指すにあたり、アルバイト期間中にいくつか目標があったそうですね

映像編集に関わるものと、タイピングスキル習得や「報連相」など、一般的なビジネススキルに関わるものです。タイピングは苦手だったので「本当に習得できるかな?」と不安になりましたが、映像関係の目標では「やってやるぞ」と強い気持ちで取り組みました。

業務外でも自主的に映像やデザインを勉強するなど、目標達成のために積極的に動くようにしていました。

ー映像の仕事以外で意識していたことはありますか

積極的にコミュニケーションを取ることです。もともとコミュニケーションがあまり得意ではない自覚があったので、自主的にさまざまな方と話すようにしていました。

結果、映像編集の成果や仕事に向き合う姿勢を認めていただき、入社半年後に正社員になることができました。社員登用されなかったらどうしようと不安もあったのですが、正社員の話をいただきとても嬉しかったです。

ーおめでとうございます! 改めて仕事のやりがいを教えてください

仕事のやりがいは、映像編集の過程で先輩社員の方々から細かくアドバイスをいただけることです。自己成長につながるので、ありがたいなと思います。また、自分が携わった動画がヒットすると、「楽しかった」「ためになった」と大勢の人が感じてくれたのかなと自信に繋がります。

ー今後の目標を教えてください

今は編集を中心にやっているのですが、今後は撮影の現場に入ったり、自分の企画を動画にしたりということをやっていけたらなと思います。現在、楽待チャンネルの登録者数は約37万人ですが、100万人を目指しているので、映像制作を通して貢献していきたいです。

「映像好き」で「主体的」な人柄が高評価

談笑するIさん(左)とFさん

最後に、Iさんが所属するマーケティング部部長のFさんに話を聞いてみました。

ー選考時に映像クリエイターとして評価した点はどんなところですか

Fさん:その点で評価したことは、「映像が本当に好きな方」という点です。映像職の方の面接では、必ず好きな映像作品・監督について質問しているのですが、映画界の中で当時高く評価されていた監督の名前を挙げていて、本当に興味関心があるのだなと思いました。

また、大学1年のころから4年間、結婚式場の映像編集のアルバイトを続けていたと面接で聞きました。あれって、スピード感と正確性が同時に求められる大変な仕事ですよね。それを4年も続けていたという点を高く評価しました。

ーIさんを正社員として採用した理由を教えてください

Fさん:アルバイト期間中の目標をしっかり達成してくれたからです。選考時からIさんに良い印象は持っていたのですが、選考だけでは本当に当社の社員としての基準を満たしているか見極められない点がありました。そこで、いくつかの目標を設定し、アルバイトとして取り組んでもらうことにしたんです。

この目標を達成してくれたことと、目標に取り組む主体性を見て懸念が払拭され、正社員採用をするに至りました。例えば、映像やデザインについて自主的に勉強していたところとか。「コミュニケーションが苦手」という課題をきちんと認識し、改善のために取り組んでいた点もよかったです。また、Iさんが制作してくれた動画がヒットし、YouTubeチャンネルの成長に貢献してくれたのも大きかったです。

Fさんの話にもあるように、当社では、明確な基準のもとに「人柄重視」の採用を行っています。もしご興味を持ってくださった方がいたら、会社説明会や面接で一度お話しましょう!

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